品質保証 市川 大輝さん

幅広い分野で活かせる
薬学の魅力

大学5年次に行われる実務実習を終えて卒業後の進路を具体的に検討し始めたとき、幅広く医療というジャンルで薬学の知識や技能を活かせる可能性を探してみたいと考えていました。

当社は医療機器・医薬品の総合メーカーです。例えば注射器・カテーテルをはじめ、血糖・血圧の測定機器、血液成分を分離する装置、超音波診断システムなど医療の現場で使用されるほぼ全ての製品を製造しているほか、輸液(点滴)・鎮痛薬などの薬剤も提供しています。 私が勤務する甲府工場は、滅菌済みのディスポーザブル医療機器が主力製品です。膨大な需要に応えるため工場は24時間体制で稼働しており、自動化されたラインで製品が製造されています。

信頼性保証室の業務は多岐にわたり、市場に出た製品についてお客様から不具合等の情報が寄せられた場合は、原因を解析して対策を施すことも業務の一つ。また医療従事者のニーズに合った製品に仕上がっていることを確認したり、法規制等に合致しているかの検討も行います。生産現場での品質管理体制の維持、業務改善も仕事です。当社と当社製品の信頼性を確保するための業務全般といってもよいと思います。薬剤師の資格を活かして検査用試薬の製造管理を行ったりすることもあります。

薬学部イコール病院・薬局の薬剤師というイメージがあるかもしれませんが、医療業界全体を幅広く捉え、企業にも目を向けて欲しいですね。実は幅広く応用が利くことも薬学の隠れた魅力だと思っています。

市川 大輝さん Daiki Ichikawa (2014年卒業)
テルモ株式会社 甲府工場
信頼性保証室