6年間の教育プログラム

5年次

病院・薬局実務実習

5年次には、薬学6年制教育の大きな柱となる実務実習に出かけます。病院・薬局それぞれ2.5ヵ月の実習は、1年間を4期に分けて行われ、振り返りの検討期間を置きながら効果を高めていきます。修了後は学内で指導教員も参加し、成果報告会が開催されます。

実務実習の成果報告会(口頭発表)

教育のポイント

  • 薬剤師の役割を実地に学ぶ

    病院実務実習

    院内の栄養サポートチーム(NST)の
    カンファレンスに参加

    指導薬剤師と病棟に出向き、
    患者さんに服薬指導を行う

    聖マリアンナ医科大学附属病院、東京大学医学部附属病院、東京慈恵会医科大学附属第三病院、NTT東日本関東病院など、合計47の協力病院で行われます。病院実務実習は、病棟活動を中心にチーム医療の一員としての薬剤師の役割を実地に学ぶことに重点を置いています。

    また、調剤、医薬品の管理・供給・保管、医薬品情報や製剤なども幅広く学び、病棟でのカンファレンスにも参加したり、患者さんに対し服薬指導の実習を行います。

  • 開局薬剤師の業務全般について幅広く学ぶ

    薬局実務実習

    薬局を訪れた患者さんにわかりやすく服薬指導を行う

    一般用医薬品の知識やアドバイス能力も身につける

    薬局実務実習では、地域医療に貢献する開局薬剤師の業務全般について幅広く学びます。とくに、患者さんへの服薬指導や接遇で高いコミュニケーション能力を養うことに力点を置き、医療保険制度や在宅医療、福祉・保健、災害時医療に関する実習も行われます。さらに、セルフメディケーションにつながる一般用医薬品やサプリメント、健康食品などの知識やアドバイス能力も身につけます。

エビデンスに基づき、最適な薬物治療を担う

共用試験は、1年次からの基礎学力の積み重ねであり、5年次に実務実習に行くための評価試験となります。6年次には薬剤師国家試験が控えており、卒業後に薬剤師として活躍するためにも、クリアすべき第一関門といえます。
共用試験には、CBT(コンピュータ試験)とOSCE(実技試験)の2つがあります。本学では、CBT対策として1年次の早期から学生の理解度をチェックする確認試験を繰り返し行い、4年次前期からはさらに短い間隔で試験を実施し、成績が芳しくない学生は補講によって学力を着実に強化します。また、実際にコンピュータを使った模擬試験も行います。
一方、OSCE対策では3年次の導入教育と4年次の前期・後期を合わせた3段階で指導し、秋の総合実習を経て試験に臨みます。本学は、技能、態度の修得のみならず、挨拶、身だしなみも重視し、教員がマンツーマンできめ細かく指導します。
今後も全学を挙げて学年全体の底上げをはかり、足並みを揃えて全員合格をめざします。

山本美智子
Michiko Yamamoto

臨床薬学研究センター長 / 教授・医学博士

5年次の学習について

5年次前期の時間割(例)

1限目 2限目 3限目 4限目
研究室
研究室セミナー 研究室
研究室
研究室
研究室

医薬品開発特論

医薬品開発及ぴ製造販売開始後の業務に携わる専門家として活動できるようになるために、医薬品の開発及ぴ販売の各過程における実践的知識を修得するとともに、適切に実施するうえで求められる技能と態度を身につけます。

病院・薬局実習

卒業後、医療に参画できるようになるために、病院、薬局で調剤および製剤、服薬指導などの薬剤師職務に必要な基本的知識、技能、態度を修得します。