学長ご挨拶

昭和薬科大学
学長・薬学博士
西島 正弘

PROFILE
昭和49年東京大学大学院・薬学系研究科博士課程修了。国立感染症研究所部長、同志社女子大学薬学部教授、国立医薬品食品衛生研究所所長等を経て平成24年より昭和薬科大学学長。日本薬学会元会頭、薬事・食品衛生審議会前会長。研究活動で日本薬学会奨励賞、日本薬学会賞を受賞。平成27年瑞宝中綬章を受章。

社会は総合力のある薬の専門家を求めています

医薬分業が進む中、病院薬剤師は医師・看護師等と連携したチーム医療で、患者さんの薬物治療により積極的な役割を果たすことが期待されています。一方、地域医療・在宅医療に貢献する薬局は、従前にもまして地域に密着した「健康サポート薬局」としての機能を担っていく方向性が国から示されており、薬剤師には今後「人」と向き合い、日常的な健康管理やセルフメディケーションの身近な相談相手となることが求められます。

社会の要請に応えていくため、薬剤師は薬の専門家として、今まで以上に知識・技能・人間性をしっかり身につけなければなりません。こうした背景から、薬学部のカリキュラムは薬剤師としての資質向上が図られるように編成されていますが、本学ではさらに、高度な医療に貢献できる薬剤師育成のために質の高い教育・研究体制を構築し、多様な取り組みを展開しております。

薬剤師は、時代とともに高度化する医療技術や新薬の研究・開発、医療ニーズの変化などに対応し、生涯にわたり研鑽に努めなければならない職業です。学ぶ範囲が広く、薬学を修得するのは容易ではありませんが、病気に苦しむ患者さんの治療や環境問題にも寄与する、実にやりがいのある学問です。学修を重ね、日本の医療を支えたいという強い意気込みをもつ人を心から歓迎します。