大庭 栞

実務実習でMR職に就きたいという想いが強くなり研究室の先輩の助言や大学側のサポートに助けられて突破できました

入学した時から漠然と企業に就職したいと考えていました。本格的に就職活動の準備を始めたのは4年次になってからです。当初からMRを目指していましたが、その想いが強くなったのが5年次の実務実習です。薬がなくて苦しんでいる患者さん、薬があっても身体に合わなくて使えない患者さんも多くいるということを知り、そういった患者さんに対して、現場で薬剤師として働くという形ではなく、MRとして新薬を広めることで貢献したいと思いました。

5年次の1年間は、いろいろな企業のインターンシップに参加しました。インターンシップに行くにも選考があったので、周りの方のレベルも非常に高かったですね。他大学のMR志望の方たちと一緒にMRのロールプレイングやグループディスカッションなどを行いましたが、レベルの高さが刺激になって、より頑張らなくてはという気持ちにさせられました。

大学では、4年次の授業で症例についてグループディスカッションする機会が多かったので、それが就活にも役立ちました。インターンシップでも焦ることなくできましたし、あの経験は今後にも活かされると思います。大学のサポートとしては、キャリア・サポート・ステーションが主催するセミナーに一番お世話になりました。実際の企業の方のお話を伺うことができたことは、いい経験になりました。企業への就職は狭き門と言われますが、企業に就職された大学の先輩方が親身になっていろいろなことを教えてくださいました。

今の会社を志望した一番の理由は、企業説明会の時に「どんなに患者さんが少なかったとしても、待っている人がいる限り薬を作る」とおっしゃっていたから。それが自分の軸と一致していると感じ、ここにしようと思いました。入社後は、自分もその一員として貢献したいと考えています。

内定先：武田薬品工業株式会社