12.18(FRI)2020

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令和2年度 後期授業について(第2報)

【2020年12月18日 12:00 現在】

 

 

学部学生の皆様、保護者の皆様へ

 
 
 
令和2年度 後期授業について(第2報)
 

 令和2年度後期授業について(9月4日:https://www.shoyaku.ac.jp/news/detail/908)でお知らせした通り、後期授業は感染防止対策を徹底した上で、対面授業とオンライン授業を併用して実施しています。現在までの実施状況と今後の予定、感染防止対策へのお願い等をお知らせいたします。

 

 学内での密集状態を回避するために学年別の分散登校とし、対面授業における教室の収容人数を50%以下に抑え、35分毎の換気を行うなどの感染防止対策を講じた上で講義や実習を行っています。また、4、5年生の研究室における卒業研究活動も再開しています。10月には延期していた1年生の入学式を記念講堂にて挙行し、11月にはオンラインによる昭薬祭(学園祭)も開催しました。12月には4年生の共用試験(OSCE試験)が行われました。4年生は来年1月の共用試験(CBT試験)に合格した後、2月下旬から始まる病院薬局実習に臨みます。5年生の一部は、現在Ⅳ期の病院実習に参加しています。今年2月から始まった病院薬局実習は、緊急事態宣言の発令を受け一時中断となった期間はありますが、概ね予定通りに進行しています。コロナ禍においても医療機関での実習は止まることなく実施されました。5年生には貴重な体験となりました。6年生は、6年間の総仕上げとなる最終演習に取り組み、演習試験を終えた後、来年2月の薬剤師国家試験を受験します。

 一方、サークル活動等の活動再開には至っておりませんが、再開に向けての準備や新入生への紹介イベントも検討中です。

 このように学事は進行していますが、学修面・生活面に不安を抱えている学生さんも少なくないと思います。学修面では、学修支援室で個別対応(対面及びオンライン)を行っています。多くの学生さんが学修アドバイスを受けていますので、是非利用してください。学修面・生活面で不安に感じていることがあれば、一人で抱え込まずにアドバイザーや教職員、学生課に相談してください。いつでも受け付けますので気軽に相談してください。

 年が明けると1~3年生は後期定期試験があります。前期同様に一部の科目では現在補講を実施しており、さらに定期試験の前後にも補習・補講を予定しています。科目毎に学修の遅れが生じないようサポートを行います。その後、2月から3月にかけては前期に実施できなかった実習も行い、例年のスケジュールとは異なりますが、令和2年度の学事については全て終了する予定です。

 現在、第3波と思われる感染拡大の状況が続いていますが、感染防止のためには学生の皆さんの協力が必要です。自身の体調管理を行うことはもちろん、日頃から、基本的な感染予防対策であるマスクの着用と手洗い、咳エチケットの遵守と三密の防止を徹底してください。

 新型コロナウイルス感染症の状況は刻々と変化していますが、感染しない・感染させないという心構えが重要であり、そのためには個人個人の良識ある行動が必要となります。誤った情報に惑わされることなく、適切な行動を心掛けてください。感染症対策に対して意識の低い人、慣れのために意識が低くなってしまった人には、もう一度、その行動を改めるよう求めます。

 保護者の皆様方におかれましては、引き続きご子息・ご息女様への支援をお願いいたしますとともに、本学の取り組みにご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 

 なお、今後の感染状況や社会情勢によっては、スケジュールにさらなる変更の可能性があることもご理解いただきますようお願いいたします。

 

 

 

 
 
令和2年12月18日
 
昭和薬科大学   
学長 山本 恵子

 

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