07.28(TUE)2020

ニュース

令和2年度前期定期試験の実施について(1)

【2020年7月28日 17:00 現在】

 

 

学生、保護者の皆様へ

 
 
 
令和2年度前期定期試験の実施について

 

本学では7月17日までオンラインによる前期講義を行ってまいりましたが、 その学修成果・学修の到達度を正確に評価するために学内において前期定期試験を実施いたします。

 

東京都における新型コロナウイルス感染症の感染者数が増加傾向にありますが、本学では今回の決定にあたり 以下のような準備や感染防止対策を講じ、学生のみなさんが安心して試験を受けられる体制を整えています。

 

臨床系教員による衛生特別教育の事前実施(全学年ですでに実施済)

 医療者を目指す者として今回の事態をどう理解すべきか

 多人数での会食や集団での行動、広域移動の回避など日常行動への注意喚起

 三密回避、手洗い徹底、マスク着用などの咳エチケットの徹底、環境衛生への配慮

 毎日2回の検温による体調の積極的把握

 発熱時、体調不良時(同居の方を含む)の登校禁止

 

試験実施までの対策

 可能な限りラッシュ時を避け登校・下校が可能で、昼食をはさまずに済む試験時間割の策定

 やむを得ない欠席への救済策の準備

 学年別分散登校による学内同時滞留者の最少化

 

試験実施にあたっての対策

 入門時の教職員による感染拡大防止への注意喚起

 登下校時および学内でのマスク着用など飛沫感染防止指導

 学内における私語を最小限にするよう呼びかけ

 試験室への直接入室

 指定席制によるソーシャルディスタンスの確保と万一の場合の疫学調査への協力体制構築

 試験室の換気徹底

 試験室の扉開放による接触感染の防止と換気効果の向上

 試験室入室時のアルコールによる手指消毒の徹底

 試験終了後の速やかな帰宅の呼びかけ

 毎日の試験室机の清拭等、清掃の徹底

 

本学では学生生活の早期正常化に向け、日々刻々と変化する状況を把握しながら多くの課題を検討しています。後期には、オンライン授業に加えて登校しての授業や実習などを安全・安心にできるように、その具体的方法を検討しています。正式に決定しましたらホームページやメール配信などでお伝えします。

 

この新型コロナウイルス感染症の感染状況は当面流動的であり、一進一退となるでしょう。すでに再度感染拡大の様子も見られ、第2波を否定できない状況ともいわれます。しかしこうした中においても社会は再始動し、経済活動も慎重に再開されています。こうした状況も踏まえ、大学はまず、皆さんの学修機会をしっかり確保することを至上命題としてできる限りの対策を講じます。そして状況に応じて臨機応変な判断や対応を行い、安全と安心を確保します。大学のすべての判断基準はこの皆さんの学修機会と安全・安心の確保にあることを理解していただきたいと思います。

 

また、その確保のためには学生各位の積極的な理解と協力、行動が必要であることは言うまでもありません。引き続き、各自が感染防止に十分留意し、「感染しない・感染させない」行動を徹底するようお願いいたします。

 

令和2年7月28日
 
昭和薬科大学 学長
山本 恵子

 

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