08.20(THU)2026

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獣医師と薬剤師の連携を国内外の文献から分析 ― 実践薬学部門 神林弾講師らの研究が「薬事日報」に掲載

 臨床薬学教育研究センター実践薬学部門の神林弾講師らの研究グループが国際学術雑誌「PLOS ONE」に発表した研究論文が、2026年8月7日付の『薬事日報』にて紹介されました。

 近年、ペットなど動物の医療の現場でも、薬の専門家である薬剤師が関わる場面が増えています。本研究は、日本語と英語で発表された世界各国の研究を網羅的に集めて整理したもので、最終的にアメリカ、ニュージーランド、日本、台湾、ブラジルなど各国の16編を分析し、獣医師と薬剤師の協力の実態を国際的に比較しました。

 その結果、薬剤師の役割は、動物に合わせた薬の調製や調剤が中心である一方、薬の情報提供や病院内の在庫管理、抗がん剤などを扱う際の安全対策、飼い主への説明にも広がりつつあることが分かりました。

 一方で、薬剤師に何を期待するかについて獣医師と薬剤師の考えには隔たりがあり、動物の体のしくみに関する薬剤師の知識不足への不安が、国や地域を問わず連携を進めるうえでの共通の課題となっていることも示されました。

 本研究は、人と動物の双方の健康を支えるうえで、今後の連携のあり方を考える手がかりとなる成果です。
 

 

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