07.24(FRI)2026
教育・研究
本学学生(薬剤学研究室)が日本医療薬学会 第9回フレッシャーズ・カンファランスにおいて優秀演題発表賞を受賞しました
本学4年生の渋谷円香さん(薬剤学研究室)が、2026年7月4日~5日に帝京平成大学で開催された日本医療薬学会 第9回フレッシャーズ・カンファランスにおいて、優秀演題発表賞(口頭発表)を受賞しました。おめでとうございます。
(写真左:左から、渋谷さん、白坂教授)(写真右:右上から2番目、渋谷さん)
優秀演題発表賞(口頭発表)
受賞演題:
セロトニン動態/腸内細菌叢変動に起因した薬物性消化器毒性発現機構の解明
○渋谷円香1)、浅地英1,2)、鵜飼航1)、鮒井悠汰2)、関裕太2)、小泉直也1)、野村鉄也1)、白坂善之1,2)
1) 昭和薬大・薬、2) 金沢大院・薬
研究内容:
下痢や便秘などの消化器毒性は、薬物治療の中止につながる代表的な有害事象の一つであり、高質な医療提供を実現する上で、その適切な評価・予測は重要となります。そこで本研究では、消化器毒性発現機構を定量的に解明することを目的として、経口薬がセロトニン(5-HT)動態および腸内細菌叢に及ぼす影響とそれに伴う水分挙動変動に関する検討を試みました。その結果、経口薬による消化器毒性(下痢症状)が、5-HT輸送阻害に基づく管腔内5-HTレベルの上昇とそれに伴う腸内細菌叢の変化に起因している可能性が示されました。本成果は、医薬品による消化器毒性発現機構の理解を促し、安全で質の高い医療の提供に貢献できるものと期待されます。