05.14(THU)2026
教育・研究
本学学生3名が日本薬学会第146年会において学生優秀発表賞を受賞しました
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本学6年生の仲田菫さん(薬物治療学研究室)、6年生の堤翔大さん(薬物治療学研究室)、5年生の伊藤愛美さん(薬品分析化学研究室)が、2026年3月26日〜29日関西大学千里山キャンパスで開催された日本薬学会第146年会において、学生優秀発表賞を受賞しました。おめでとうございます。
(写真左、左から伊藤さん、宇都口学長、仲田さん、堤さん)、(写真真ん中、左から仲田さん、水谷教授、堤さん)、(写真右、左から松本特任助教、伊藤さん)
優秀発表賞(ポスター発表の部)
「IRBITの多重リン酸化部位におけるリン酸化パターンは、標的分子を選別するコードとなりうるのか?」
○仲田 菫1、水谷 顕洋1、御子柴 克彦2
1. 昭和薬大、2. 上海科技大免疫化学研
内容「IRBITはSTR領域(S61–S90)の多重リン酸化を介してIP3受容体やNBCe1の活性を調節をすることが知られている。特にS68のリン酸化(S68-P)はCK1による逐次的なリン酸化の起点として、標的分子との結合に必須である。しかし、S68-P自体が結合に直接寄与するかは不明である。本研究では、大腸菌発現系の変異体を用いたin vitro実験により、標的分子との結合に直接関与する具体的なリン酸化部位の特定を試みた。」
「IRBIT/NBCe1‐C複合体のアストロサイトにおける機能・発現解析」
○堤 翔大1、岸本 あやめ1、森西 萌花1、小髙 沙彩1、深山 佳那1、城内 寿音1、中澤 葵1、後藤 靖明1、濵田 浩一1、河合 克宏2、御子柴 克彦3、水谷 顕洋1
1. 昭和薬大、2. 慶應大学医総合医科学研セ、3. 上海科技大免疫化学研
内容「IRBITはカルシウムシグナル関連因子、NBCe1は細胞内外のpH調節を担う輸送体です。IRBIT KOマウス由来アストロサイトではNBCe1活性の低下が認められ、さらに両者がアストロサイト突起で複合体を形成し共局在することが示されました。これらの結果から、IRBITはNBCe1-Cの輸送活性調節に関与すると考えられ、その分子機構や病態生理学的意義の解明を目指しています。」
「有機結晶の色調変化を利用した揮発性アミン検出」
○伊藤 愛実1、松本 祥汰1、臼井 一晃1、唐澤 悟1
1. 昭和薬大
内容「揮発性アミンは食品の腐敗等によって生成し、悪臭をはじめとした環境汚染や健康被害の原因となることから、簡便な検出法の開発が求められております。本研究では、酸塩基反応によって色調変化を示す有機化合物INA-ANを利用したアミン検出に取り組みました。白色を呈するINA-AN塩酸塩結晶をアミン(塩基)ガスに曝露させることで黄色または赤色へと変化することを見出し、アミン検出に有用である事が示されました。この色調変化は酸塩基反応に基づいており、アミン種によって呈色が異なる事も確認されました。本成果は高価な分析装置を必要としない簡便な揮発性アミン検出法の開発に寄与することが期待されます。」