10.07(WED)2026

教育・研究

本学学生(薬剤学研究室)が「第20回次世代を担う若手のための医療薬科学シンポジウム」において優秀発表賞を受賞しました

 本学6年生の山本陽菜さん(薬剤学研究室)が、2026年10月3日~4日に岡山大学で開催された「日本薬学会医療薬科学部会 第20回次世代を担う若手のための医療薬科学シンポジウム」において、優秀発表賞を受賞しました。おめでとうございます。

 山本さんは、2027年7月17日~18日に大阪で開催される「医療薬学フォーラム2027」にて、本優秀発表賞の受賞講演を行う予定です。

(写真左:授賞式での山本さん)(写真右:集合写真(左から、白坂教授、山本さん))

 

優秀発表賞

受賞演題:

膜透過性および膜透過機構に基づく薬物-飲食物間相互作用の予測

○山本陽菜1、直井麻里奈2,3、日野太崇2、丸谷明香音2、長谷川唯人1、村山枝美果1,2、野村鉄也1、小泉直也1、白坂善之1,2

1昭和薬科大学 薬学部、2金沢大学 医薬保健研究域薬学系、3日本ベーリンガーインゲルハイム

 

研究内容:

 飲食物との併用によって生じる薬物-飲食物間相互作用(food-drug interaction, FDI)は、薬物の有効性や安全性に影響を及ぼす可能性があるため、その適切な評価・予測は重要となります。当研究室ではこれまで、摂取飲料の浸透圧に起因した水分分泌が、消化管内での薬物希釈とそれに伴う吸収低下を引き起こすことを見出してきました。本研究では、この吸収低下と薬物の膜透過性および膜透過機構との関係について定量的な解析を試みました。その結果、浸透圧による吸収低下が薬物の膜透過性に依存すること、さらにペプチド薬では、エンドサイトーシスを介した膜透過機構がその影響を規定する可能性が示されました。本成果は、膜透過性と膜透過機構に基づくFDIの予測精度向上につながり、安全で効果的な薬物治療に貢献できるものと期待されます。

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