みなさんの“学びたい”を強く,明るく,アシスト

はじめに

大学では、高校までの知識の土台に専門的知識をのせていく作業を行います。薬学部は6年間と期間が長く、履修範囲も広いです。そこで、自分は知識の土台がしっかりしているかな? 積み上げ方は合っているかな? など、たくさんの不安・疑問が出てくるかもしれません。私たちは、そんな不安・疑問を解消し、「持続可能な学び」を実践したい人、“学びたい(=学修)人”を強く、明るくアシストしています。

 

 学修支援と並行して研究室所属学生と共に、各種疾患の治療と予防を題材とした研究活動も進めています。

・効果的に学修できる新しい学修システムの構築

統合薬学教育研究室では、本学に合った新しい学修システムを作っています。

大学に在学している期間は、様々な経験・体験をする貴重な時期です。だからこそ、私たちは、みなさんが膨大な量のカリキュラムを履修するために役立つ、効果的な学修システムが必要だと考え、その構築を目指しています。

 

   ・文字情報のみ → 五感やイベントを絡めた        

      による記憶        情報としての記憶      

                                                                       ⇒ 修得効率の向上                         

   ・大学の、自宅の → いつでも、どこでも                                       

       机の前での勉強   できる勉強

 

さらに、医療の現場では薬剤師の役割が調剤・服薬指導中心から薬物治療の提案(思考する力が必要)に移ってきました。これに対応して教育方法も従来の講義中心の授業形態からSGDやPBL等の能動的な学習法が提案されています。このような問題解決型授業として新しく登場したチーム基盤型学習法(TBL)は、クラスを少人数に分け、少数の教員で授業を運営できる方法ですが、私達はこれを補講にも適用できるのではないかと考え検討していきたいと思っています。

 

・各種疾患を題材とした「問題発見+解決」能力のレベルアップ

卒業研究を通して、1つの疾患を取り上げ、現在分かっている情報を集めて整理することから、解決すべき問題点は何であるか、そして解決方法として考えられるものは何か、ディスカッションを通してまとめていきます。この過程を繰り返すことで、「問題発見+解決」能力を身につけ、そのレベルを高めていくことを行っています。見いだした問題の解決方法が実践できるときは、自分たちの手で明らかにすることを行っています。

ページトップへ

ページトップへ