松本 祥汰

松本 祥汰さん
Syouta Matsumoto

誰もやっていないことに挑戦できる!
研究の面白さに毎日ワクワクです。
小学生のころ理科の実験が大好きで白衣姿が憧れでした。それが原点となって薬学部への進学を決めました。もちろん入学時は「薬剤師になる!」というのが目標でした。
大学4年次に研究室に所属し、実験を繰り返す生活になると、小学生のころの原点であった実験が好きだという気持ちがどんどん膨らんでいき、夢も薬剤師から研究者へと大きく変わっていきました。大学院に進学したのも、研究が面白くてもっと追求したいという気持ちが溢れたからです。
研究の面白さというのは、誰もやっていないことに挑戦できることだと思います。予想通りの結果が得られれば満足できますし、予想外の結果になれば、それがまた新しい研究のテーマに発展していくこともあります。たとえ実験に失敗しても、誰もやっていない失敗をできたという気持ちを味わえることが面白いではないですか。
現在は、金属を検出する試薬について研究しています。水質調査試薬や生体内の微量金属検出試薬への応用が目標です。そのため実験と論文調べの毎日ですが、研究自体が好きなので楽しく活動しています。
研究というと「より狭く鋭く…」というイメージがありますが、薬学はもともと幅広いすそ野がある学問なので、常に広い視野が持てます。
将来はアカデミアか企業かは決めかねていますが、研究に携われたらいいなと思っています。