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研究室案内

基礎薬学教育研究センター 臨床心理学研究室

スタッフ名

教授
吉永 真理

メッセージ

一昨年度から新しく開かれた研究室です。薬学の新しい教育カリキュラムでは、コミュニケーションや他職種や地域の諸活動やそこで活動する人々に関する視点や知識を学ぶことに力点が置かれています。今地域社会で起こっていることを身近な問題としてとらえること、また他者の気持ちを理解し、共感し、自分の気持ちを伝えていくこと・・・、が薬学生の学ぶ「心理学」の課題です。ここほっとルーム(学生相談室)で臨床心理士として相談活動も行っています。
本学の講義では、1年生の「人と文化W(行動と心理)」、「薬学への招待」、「ヒューマニズム」を担当しています。講義は質問賞や当日レポート方式といった大教室での参加型講義となるようさまざまな仕掛けを実践中です。
実務実習やOSCEで本学の教育に参加してくださる模擬患者(SP)の方々と研修会やワークショップを行っています。同様の活動をしている他の薬学部教員の方々と情報交換に努めています。研究室には地域の方々やNPOの人、他大学や研究機関の方々などさまざまな人が出入りしています。
最近もっとも力を入れているのが、若者の社会参画を進める活動で、UNICEFのCFC(Child Friendly City)やUNESCOのGUIC(Growing up in cities)と連携しながら、進めています。現在の主なフィールドは世田谷区です。区の職員研修などにも関わっています。薬学生にとっても、こういったフィールドにおける活動への参加や地域の方々との交流経験は多くの学びを得る機会であると思っています!

研究テーマ

  • 子どもの遊びや社会参加と心身発達の関連性
  • アクティブ・シニアの活動性と主観的健康観に関する研究
  • 薬科大学におけるコミュニケーション教育
  • 青少年の地域参画の体験が自己効力感に及ぼす影響
  • 大学キャンパスにおけるメンタルヘルス活動の実践と効果

研究概要

薬学部における臨床心理学的分野の教育研究活動は、医療の担い手である薬学研究者・薬剤師を養成するために必要不可欠なカウンセリング・マインドやコミュニケーション力を獲得するための基本的知識、方法論の理解、スキルの習得を大きな目的として行われます。さらに、多岐にわたる専門的な教育カリキュラムに取り組むためのモチベーションの維持や生涯学習を必要とする専門職に対する高い倫理観や意欲の保持につながるような、教育環境づくりをサポートしていく役割も担っています。そのためには、心理学の講義や研究室の活動を通して、若い人たちには地に足の着いた「私は○○ができる」という実感を持って欲しいと考えています。同時に、前掲した研究テーマはいずれもアクション・リサーチやコミュニティでのフィールドワークを行う、実践的なもので、研究を遂行する中で、体と心で多様な人々と協働する姿勢や態度を学んでいくものでもあります。
研究テーマは学際的なものが多く、医学や薬学だけではなく、心理学、保健学、環境科学、都市計画学、建築学などの多様な分野の研究者や地域で実践活動を行うNPOなどと協働して進めて行きます。

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