薬用植物園を活用した研究(国内)

北海道産Taraxacum属植物の分類に関する研究

北海道には、世界的にも珍しい八倍体のシコタンタンポポをはじめ、さまざまな倍数性の、多様なタンポポ(Taraxacum)属植物が生育していますが、これまで分類学的に詳細な検討はなされていませんでした。

■アスファルトを突き抜けて旺盛な生命力を示す高倍数性のタンポポ

 近年、植物についてもDNA解析技術等が著しく進歩し、さまざまな植物について多くの研究論文が報告されています。タンポポについても、外来種と在来種の間の雑種の存在が確認されるなど、新たな分類体系の確立に向けた研究が展開されています。

■シコタンタンポポ(左)とセイヨウタンポポ(右)の花の大きさを比べる。

 我々は、2001年より、約17年ぶりになる北海道での現地調査を再開し、DNA解析などの技術を利用して、北海道産タンポポ属植物の分類学的研究を行っています。

■北海道南部から西部にみられる四倍体タンポポ

■北海道の東端の岬にみられる小型の八倍体タンポポ

薬用植物園を活用した研究(海外調査)

天然薬物資源の調査研究

 自然界にある薬物資源の保護とそれらの将来にわたる継続的、かつ、有効的な利用方法の開発を目指し、世界各地の有用植物資源を調査・収集し、その結果を基にした栽培研究を行っている。

■ネパール・カトマンズ市内の風景。常宿の屋上から、目玉寺、スワヤンブナートを望む

■昭和薬科大学と学術協定を結んでいるネパール・ポカラ大学薬学部の現在の校舎

■新築中のポカラ大学薬学部新校舎

■ポカラ大学薬学部主催の国際シンポジウム会場のホテルから、アンナプルナ、マチャプチャレ山群を望む