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薬学をこころざす皆様へ

卒業生からのメッセージ

新薬開発プロジェクトの立ち上げでは特許調査も大きな判断材料になります 小林 和子 Kazuko Kobayashi 明治製菓(株) 法務・知的財産部 研究支援G (1993年大学院薬学専攻修士課程修了)

抗生物質の研究職を経て、創薬とも関連の深い現在の職場に配属されました。製薬会社では、基礎研究で有望な新薬候補物質が見つかると、それが他社の特許に抵触していないか、類似する医薬品がないかをリサーチし、問題なしと判断すれば速やかに国内・海外で特許申請を行います。

特許範囲は、化合物自体から製剤、結晶法、製造法まで多岐にわたり、自社開発のみにこだわらず、他社に導出することも視野に置いて総合的に検討します。

私の仕事は、そうした知的財産に関わる調査と国内出願までが中心になります。調査結果が、全社的なプロジェクトとして採用するかどうかの判断材料になるので責任は重大です。緊張の連続ですが、既に臨床開発に進んだ化合物もあり、1日も早く世に出ないかと楽しみにしています。

薬学の応用範囲は食品、衛生、化学など幅広く、とても柔軟性のある学問です。私の仕事も法的な知識だけでは不十分で、大学で学んだ薬学の知識が大いに役立っています。

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